2009年12月31日現在
わが国では290,675人のかたが透析療法を受けておられます。
透析は腎臓の機能を人工的に代替することですが、実際には腎臓の機能の全てを代行するわけではありません。体内水分の調節、電解質バランスの維持、酸・塩基平衡の維持はある程度可能ですが、老廃物の排泄、処理に関しては部分的にしか代行できません。また腎臓は、その他にも造血ホルモンの産生、血圧の調節やビタミンDの活性化を行います。
透析療法は血液透析と腹膜透析がありますが、全国的には腹膜透析は3.4%で、それ以外の方は血液透析です。しかしこの割合は治療の優劣を示すものではありません。実際私どもの施設では8%の方が腹膜透析を受けておられ、かつそのうち30%の方は併用療法(血液透析+腹膜透析)を選択されています。透析療法としてどちらかを選択する、ということではなくどちらも選択する、という方法です。
また当院では水の清浄化にも力を入れております。これはRO装置による透析液の清浄化は慢性炎症反応を改善する可能性が高く、栄養状態の改善が期待できるからです。最後に、私どものモットーは誠実さと真心、そして笑顔です。どうか皆さんのご意見を聞かせてください。
透析センター長 川原 和彦 |