香川県高松市鬼無町にある医療法人財団博仁会キナシ大林病院のホームページです。

看護部長ご挨拶

看護部長ご挨拶

看護部長 看護部長 令和5年5月1日より看護部長に就任いたしました、井尻と申します。看護部では、『患者さん中心の医療』『高水準の医療の提供』『地域の健康を支援する病院』『働きがいのある職場づくり』という4つの病院理念を元に、「キナシ大林病院に来てよかった」と満足していただけるよう、看護を必要としている人に質の高い看護を提供し、看護師一人ひとりが仕事に誇りをもち、看護に喜びと自己成長を実感しながら働き続けられる職場環境作りを目指しています。
看護は優しさであることを念頭に置き、目の前の患者さんがもし自分の家族ならどんな看護ケアを提供して欲しいかを考えながら、安全で安心な看護を実践できる人材を育成したいと考えています。
当院は今年透析治療導入55周年を迎え、透析患者さんが230名と多くの方が通院されています。通院困難な患者さんにはマイクロバス等での送迎もあり、安心して透析治療が受けられるように透析センター独自の安全対策、感染対策にも力を入れています。
腎代替療法選択時には、医師や腎臓病療養指導士が中心となり患者さんの状態を見極め、ご希望をしっかりと聞き、どの方法が最適かじっくりと話し合い決定しています。
また、コロナ禍では「院内感染を出さない」を命題に感染防御策を徹底してまいりました。重症化リスクの高い透析患者さんは動線を一般患者さんと分け、検温を実施し症状の有無を問診後に透析室に入室するなど十分注意し対応しています。
今後も引続き患者さんにご協力を頂きながら、なお一層安全で安心な医療と看護ケアを継続してまいります。
また当院は地域の中核病院として、外来診療、入院診療、在宅診療として訪問診療、訪問看護、訪問リハビリテーション、人間ドックによる予防医学など、地元で「最初から最後まで完結できる医療の提供」を目標としています。また、入居者もご家族も安心して暮らせる住まいの提供として、2023年7月に住宅型有料老人ホームを開所しました。
これからも地域の病院として患者さんに寄り添い、入院した時から退院後の生活を患者さんやご家族と一緒に考えていける病院としての役割を果たせるように、取り組んでまいります。

医療法人博仁会 キナシ大林病院
看護部長 井尻 直美