検査科

はじめに

臨床検査には体から採取された検体を扱う検体検査（病理検査、微生物検査を含む）と、受診者の方々に直接検査を行う生理検査があります。
我々検査科スタッフはこれらの検査業務を通して、受診者の皆様の診療支援をさせていただいています。受診者の気持ちに配慮しながら正確な報告がより迅速に行えるように心がけています。
検査科には臨床検査技師21名（非常勤4名を含む）と検査助手1名が在籍しており、2Fの臨床検査室、1Fの生理検査室と内視鏡室、8Fの人間ドックで業務を行っています。また、技師の多くが、各種学会等が認定する資格を有し検査技術の進歩に対応すべく、各種学会や研修会に積極的に参加して、知識の習得や技術の向上に努めています。

検査精度の保証

当検査科では、検査精度（正確さと精密さ）を維持するために、日々精度管理に努めています。多施設とのデータ間差の是正を目的とした外部精度管理調査にも毎年参加し、良好な成績をおさめています。
また、当院が提供する臨床検査値は、一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会および日本臨床検査標準協議会より標準化され、かつ精度が保証されていることが認証されています。

チーム医療の一員として

糖尿病、腎疾患などの療養指導や、感染予防・輸血療法などの院内対策委員会、また内視鏡検査業務にも検査の専門知識を生かしながらチーム医療の一員として携わっています。