リハビリテーション科
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整形外科の術前術後(手足や背骨の骨折、人工関節置換術等)、脳卒中などの脳血管障害、長期透析に伴う骨関節障害、廃用症候群、神経筋疾患(パーキンソン病等)、言語障害および摂食嚥下機能障害等を主な治療対象としております。また、寝たきりを防ぐことを目的としたリハビリテーションも行っています。
- リハビリテーション科は、2階のリハビリテーションセンターと病棟を中心に活動しています。スタッフは、理学療法士16名、作業療法士6名、言語聴覚士4名、鍼灸師2名、助手1名で構成されています。
- 院内では、いろいろな委員会にスタッフが所属して、専門分野の理解を深めています。院外では、研修会や講習会に積極的に参加して、学会発表や最新の治療方法の習得など、より質の高い医療を提供できるように自己研鑽しています。 「睡眠時呼吸障害の対策として…」「ふむふむ」
- 患者さんの抱える問題解決に向けて、医師、看護師その他の職種と連携を密にとるようにしています。「○○さん、ポータブルトイレ安全に使えるようになりました。」「じゃあ病棟でも準備します」
- 広さ300㎡を越えるリハビリテーションセンターでゆったりと集中してリハビリテーションができます。
明るくて広~い! - 飲み込みの状態を確認するために嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査も実施しています。「どの形態なら、この患者さんが美味しく安全に食べられそうかな」
- 屋上庭園の景色には患者さんもスタッフも癒されています。「だいぶ暖かくなってきましたね」
- 病棟も広々。ベッド回りの動作や廊下での歩行練習トイレ動作に入浴動作など退院後の生活に必要な動作の練習ができます。「躓かないように気をつけてください」
- 家事動作練習を行うときは、実際に主婦であるスタッフの存在が重要になります。「右手で押さえる代わりに、野菜をまな板のこの出っ張りに固定して・・・」
- 退院前にメディカルソーシャルワーカーとご自宅訪問し、住宅改修など環境整備のアドバイスをします。「あの患者さんのためには、こことあそこに手摺りが必要ですね」
- みんな若く、経験の点ではまだまだこれから研鑽が必要ですが、院内でも一・二を競う明るさと活気に満ちた科になっています。『傾聴、共感の姿勢』がモットーです!