香川県高松市鬼無町にある医療法人財団博仁会キナシ大林病院のホームページです。

放射線科・放射線診断科

放射線科・放射線診断科のご紹介

画像診断医 瀬尾 裕之
非常勤医師 佐野村 隆行(香川大学医学部放射線科)
土曜日:透析シャント拡張術担当
非常勤医師 則兼 敬志(香川大学医学部放射線科)
 放射線科医から

放射線科医は、画像診断やIVR(Interventional Radiology:放射線診断技術の治療的応用)を担当しています。縦割りの科別診療に対して、横割り的位置づけです。 画像診断では、CT/MRIなどの解析や読影を行います。撮影された画像を主治医が読影して診療をすすめますが、放射線科医が勤務している場合は、読影・診断結果を主治医に返すことにより、ダブルチェック機能が働き、正診率の向上やより安全安心な医療を提供することができます。

診断が難しい場合や確定できない場合は、次のステップ(検査の方法、検査の組み合わせ、実行優先順位など)の提言を行います。 当院には核医学検査がありませんが、PET-CTなどの必要な検査の紹介を行うこともできます。 これらの放射線科業務は従来医師間で行われていますが、ご要望があれば、患者さんとの直接相談も応じることができ、横割り的な話など、違う視点からの相談ができます。

病院の標榜に放射線科と掲げていても実際のところ、常勤で放射線科医が勤務しているのは、中・大規模病院などに限定されています。香川県内には50名ほど在籍していますが、半分は大学病院で残りは大規模病院に複数名、中規模病院の一部に1名程度が勤務しているくらいで、キナシ大林病院はそんな病院の一つです。何かご不明な点がございましたら、いつでもお尋ねください。 また、開業医の先生方からのご依頼にて、検査・結果報告も行っております。詳しくは「各種検査申し込み」をご参照ください。

放射線科アーカイブ

診療放射線技師から

放射線診断科には、放射線科専門医1名と診療放射線技師10名、事務員1名が、CR(コンピューターを使用したX線写真)・DR(デジタルのX線写真)・DSA(デジタルの血管撮影)・CT(コンピューターを使用した断層撮影)・MRI(核磁気共鳴を利用した画像)などの機器を駆使して診断に必要な画像情報を提供しています。

X線写真撮影・上部消化管・大腸の撮影・超音波(エコー検査)・骨粗しょう症診断の骨密度測定・CT検査・MRI検査・血管撮影・乳房撮影を行っています。画像はPACS(画像保管伝達システム)により、院内のどこでもいつでも観察ができます。


画像診断装置

MRI(磁気共鳴画像装置)
  • MRI
  • 当院では、1.5T MRI 装置(キャノンメディカル製 Vantage Fortian)を導入しています。
     この装置は放射線を使用せず、強力な磁石と電波を用いて画像を作ります。脳・脊髄などの中枢神経や脊椎・関節に非常に有用です。
     造影剤を使用せずに、血管を詳しく見ることもできます。
  • ここがすごい!
  • ●検査時間の短縮
    最新の高速撮像技術とAI 機能により、検査効率が向上し、検査時間が短縮されました。
    ●検査音が静か
    キャノン独自の静音化により、検査音が低減されて騒音が苦手な方も安心して検査を受けていただけます。
    ●快適な検査空間
    患者さんが入る開口部が71 ㎝に拡がったことにより、これまで困難だった体格の方や、お子さん、閉所恐怖症の方も快適に検査が受けれるようになりました。
    ●高精細画像の提供
    ディープラーニングを用いた超解像技術により、高精細な画像を提供できます。
  • MRI装置が新しくなりました PDF


CT(コンピューター断層撮影装置)
  • 320列CT装置(キャノンメディカル製Aquilion One)
  • 当院では、320列CT装置(キャノンメディカル製Aquilion One)を導入しています。
    検出器が320 列並んでおり、広範囲を一度に短時間で撮影できます。
    これにより、撮影時間を短くし、患者さんの放射線被ばくや、造影剤使用量を減らせます。
    心臓(冠動脈)CT 検査や、大腸CT 検査も行っています。
  • 詳しくはこちらから PDF

CT



血管撮影装置
  • 血管撮影装置
  • 当院では、血管撮影装置(キャノンメディカル製 Alphenix)を導入しています。
    シャントPTA や、ペースメーカー埋め込み、冠動脈造影などの検査・治療を行っています。


その他の装置
  • 立位X線撮影装置
  • ●立位X線撮影装置
    この部屋では、主に立位でのレントゲン撮影を行います(胸部や腹部、脊椎など)。
    検出器には、フラットパネルが用いられており、高精細な画像を少ないX 線量で撮影できます。そのため患者さんの被ばく量を少なくすることができます。


  • 臥位X線撮影装置
  • ●臥位X線撮影装置、全長撮影装置
    この部屋では、主に臥位でのレントゲン撮影を行います(腹部や腰椎下肢など)。
    撮影台に寝ていただいて撮影します。ストレッチャーやベッド上での撮影にも対応しています。フラットパネル搭載の全長撮影装置もあり、短時間、低被ばくで脊椎全体の撮影や下肢全体の撮影が行えます。


  • X線TV装置
  • ●X線TV装置
    当院では、デジタル式のC アーム型X線TV装置(キャノンメディカル製 Ultimax-i)を導入しています。
    胃透視検査・神経根造影・透視下整復術・嚥下造影・腎臓膀胱造影検査などを行っています。


  • マンモグラフィ装置
  • ●マンモグラフィ装置
    当院では、外来検査だけではなく高松市検診や人間ドックでの撮影も行っています。
    撮影は女性スタッフが対応し、検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師も在籍していますので安心して検査を受けられます。

これらの撮影装置の他に、骨密度測定装置、ポータブル撮影装置などがあります。



お問い合わせ

キナシ大林病院 放射線科

〒761-8024 香川県高松市鬼無町藤井435-1

電話番号 087-881-3631(代)

FAX番号 087-813-2320

受付時間 月・火・木・金曜日8:30~17:30

水・土曜日8:30~12:30