地域包括ケア病棟のご紹介
地域包括ケア病棟では、急性期治療を終了し、症状は改善したがすぐに在宅や施設へ退院するには不安のある患者さんに対し、医師・看護師・リハビリテーションスタッフ・ソーシャルワーカー等が共同し安心して退院していただけるように支援します。
地域包括ケア病棟のメリット
当院の看護体制では厚生労働省から定められた平均在院日数は「21日」となっています。地域包括ケア病棟では、入棟した日から最大60日まで延長することができます。
対象者
- ご自宅か、老人保健施設以外の介護施設に復帰予定の方。
- 入棟後60日以内で退院可能と考えられる方。
- 病棟の空き状況により他院からの転院のご相談にも応じます。
例えば、以下の様な場合に利用できます。
- 急性期治療が終了し、病状が安定・軽快して「在宅復帰の準備」の期間
- 他院で急性期治療を行い、地域の病院で「在宅復帰までのワンクッション」
- 身体の状況変化に伴う「自宅環境の整備や介護サービスの調整」の期間
- 在宅復帰に向け「もう少しリハビリ」が必要な場合
- 慣れない医療行為やオムツ交換など「介護の練習」を行う期間
- 在宅で療養中に「介護者の休養」などのための一時入院
入院費について
地域包括ケア病棟に入院された場合、入院費の計算方法は一般病棟とは異なり「地域包括ケア病棟入院料」を算定いたします。治療内容によって一般病棟より入院費用がかかる場合がありますが、患者さんにより定められている1ヶ月あたりの医療費の負担上限額の計算に含まれますので、一般病棟の場合と比べて自己負担額は変わりません。
※食費・オムツ代・室料差額代・診断書代などの医療費以外の費用は、上限の計算に含まれません。
キナシ大林病院 地域包括ケア病棟
- 【ご相談はこちらまで】
- 電話番号087-881-3676(地域連携室)
- FAX番号087-882-3539
- (月~土曜日 8:30~17:30 水曜日は8:30~12:30)