先輩ナースの声
C.Tさん(透析センター)
3人のお子さんを育てながら働くママさんナースT.Kさん(7階病棟)
介護職員経験を生かし、奨学金を受け看護師へD.Gさん(5階病棟)
マニュアルだけでは気づけない細かな配慮を伝えることと、“その人にあったフォロー”を心がけています
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3人のお子さんを育てながら働くママさんナース
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【所属・役職】透析センター
【看護キャリア】22年5ヶ月
【キナシ大林病院歴】10年
【勤務形態】常勤
通勤時間は約5分
C.Tさん
復職しても、透析がやりたくて
元々は、大阪の病院の透析室にいて、そのあと香川でクリニックにパートで勤めたんです。
3人目の子どもができたとき、産休・育休が取れずに辞めることになって。ずっと透析をやっていたから、復職しても透析がやりたくて当院を選びました。
透析で有名だし、家も近いし、規模が大きな病院だから、クリニックと違って、子どもが急に熱を出した時お休みをもらいやすいだろうと思ったんです。実際、子どもの具合が悪くて休んでも嫌な顔をされたことはありません。むしろ「大丈夫だった?」って皆さん、気遣ってくれるんですよ。
お互いに事情を理解してフォローしあう
子育てしながら働いている人は大勢います。仕事のことはもちろん、子どもの病気のこと、学校のこと、なんでも相談できています。お互いに事情を理解してフォローしあうことは大事ですよね。
勤務時間で言えば、透析室は時間が決まっているので残業はほとんどありません。月5 回の「夜間」と呼ばれる長日勤でも終業は20:30。月4回の「深夜」と呼ばれる9:30~22:30までの長日勤のあとは、代休制度を使って休み、日勤は定時より1時間早く退社することもできます。
時間単位で代休が取れるのは嬉しいですね。早出がないのも当院の透析室の魅力です。子どもを送ってから出勤できるので、子育て中の方にぴったりだと思います。
患者さんとのコミュニケーションを大切に
透析で一番大事なのは、患者さんが安全に透析できるようサポートすることです。透析中に血圧が下がってしまうこともありますから。透析時間は4時間ですが、患者さんの家での生活を考えて、コミュニケーションを取ることも大切です。
病棟に比べると、透析室の患者さんとのお付き合いはとても長くなります。患者さんと上手にコミュニケーションを取りながら、スタッフ間で情報を共有して、協力して働ける環境はいいなと思いますね。透析が初めての方でも大丈夫。1 から丁寧に指導するので、ぜひ一緒に働きましょう!
介護職員経験を活かし、奨学金を受け看護師へ
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【所属・役職】7階病棟
【看護キャリア】5ヶ月
【キナシ大林病院歴】4年5ヶ月(看護助手時代含む)
【勤務形態】常勤
子育てと仕事を両立しながら看護師資格を取得
T.Kさん
奨学金制度を利用して働きながら看護師に
以前はデイサービスで介護職員として働いていました。
介護職員でも血圧測定などは行えるのですが、判断はできないんですよ。それで看護師の資格がほしいと思ったんです。
当院に入職したのは、働きながら奨学金制度を利用させてもらえたからです。この年齢で学校に行かせてくれるところは、他にはなくて。
看護助手だったころ、看護師さんたちが「国試前はここを勉強しておくといいよ」「がんばって!」と声を掛けてくれたり、通常は看護助手が立ち会わない処置の場面を見せてくれたりして心強かったですね。
業務区分がはっきりしている分、情報交換を密にして
当院では、看護師と看護助手の業務区分がはっきりとわかれています。ですからお互いに情報を交換して、協 力しているんです。
たとえば、食事介助は看護助手の仕事ですが、看護師が患者さんの食事の様子を質問したり。反対に、患者さんの病状や退院の予定などを看護助手から質問してくれることもあります。看護助手だけでなく、看護師同士もそうですね。
なんでも話し合って、情報共有をこまめに行っています。雰囲気がいいんです。
フォローしてくれているから安心して働ける
入職後1 ヶ月は新人研修があり、それが終わると病棟に配属されます。
その後、プリセプターが一人ひとりについて、指導計画を立ててくれます。教育用のチェックファイルがあって「ここはできた」「一人でできる」「指導が必要」といったように、チェックしながら指導してくれるんですよ。
プリセプターと勤務が合わなくても、主任さんや師長さんが、チェックファイルを見ながら教えてくれます。周りの人がみんなで助けてくれている感じですね。少しでも不安に思っている間は必ず見ていて、フォローしてくれるから安心して働けます。
マニュアルだけでは気づけない細かな配慮を伝えることと、〝その人にあったフォロー”を心がけています
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【所属・役職】5階病棟
【看護キャリア】11年4ヶ月(准看護師歴△年)
【キナシ大林病院歴】17年2ヶ月?
【勤務形態】常勤
一般企業から転職。奥様も看護師で、お子さん3人のパパさんナース
D.Gさん
男性が活躍する場所はたくさんある
男性看護師は一時に比べると増えましたね。5階では、僕を含めて3人。6階には2人かな。看護師全体では1割前後在籍していると思います。女性の多い職場ですが、力仕事もありますから、男性が活躍する場所はたくさんありますね。
プライベートでは、男性看護師同士でよく焼肉に行っていました(笑)。結婚して、家庭を持つとそうした機会は減りますが、釣り好きな人同士で集まって釣りに行く話は聞いています。男性だけに限りませんが、趣味があった仲間とプライベートでも交流できるのは良いですね。
その人にあわせたフォローを心がけて
当院で初めての病棟勤務のときに先輩から受けた指導を受け継いで入職者へは指導しています。
技術的なことは回数をこなせばできるようになるので、それ以外の部分に気を付けているんです。
たとえば車いすの動線は決まっているので、動線にものを置かないように気を付ける、といった細かい配慮ですね。
言葉で伝えただけではなかなか理解できないので、実際、目で見て覚えてもらうようにしています。
あとは“その人にあわせたフォロー”を心がけています。積極的になんでもする人なら、基本は見守っていて「危ないな」と思った時に注意する。おとなしい人にはこちらから「今日はこれをしましょうか」と、声をかけて促す感じです。
新人さんのフォローをしたい
ひどい残業はないし、希望休は取れていて、夏休みの家族旅行にもいけているから、不満はないです。
業務で改善するとしたら、新人さんへのフォロー体制でしょうか。
人間なので、相性の合う・合わないは、1ヶ月も働けばわかってきますよね。そうした時、指導する側は「合わない」と言えるけれど、指導を受ける側はなかなか言えないんですよ。そこをもっとフォローしてあげたいんです。入職して最初の苦労は、2・3年目の人がいちばんわかっているから、そうした先輩がこまめに話を聞いて、上司につないだりできると良いですね。
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